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体脂肪率・BMIって結局どういうもの?2つの指標でカラダの状態を知る!

最近ふと思った「結局、体脂肪率ってなんだ…?」という疑問。毎日体組成計に乗って数値は把握しているものの、実際には何を示す値なのかよく分かっていないことに気付きました。

「体脂肪率」という言葉は知ってるけれど、いざそれがどういうものなのか、そもそもどんな計算式で出してるのか、何を示す指標なのかさっぱり分かっていなかったのです。

そこで、今回はそんな体脂肪率とは結局なんぞやというところを学んできたのでまとめてみたいと思います!

意外と知らない「体脂肪率」の意味や、同じくダイエット中に見かけることの多い「BMI」についても併せて掲載しますので、ザックリ意味を知っておきたいという方に参考になれば嬉しいです!

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体脂肪率でわかること。ただ「高い=悪い」というわけではない

「体脂肪率」とは、自分の体重すべてに対して体に体脂肪がどのくらいの割合でついてるか?がわかる指標です。

【計算式】
体脂肪率(%)=体脂肪(kg)÷体重(kg)×100

ザックリ「体にどれだけの脂肪がついてるか」を表しています。この数値が低ければ低いほど脂肪が少なく、高ければ高いほど脂肪が多いと言うことがわかります。

健康的とする値は各体組成計メーカーによって多少のバラつきがあるようですが、複数のメーカー様の値を見てみると大体男性が10%後半、女性が20%後半くらいだと標準とされているようです。ここは皆様がお持ちの体組成計に付属した説明書や各メーカーの公表している値をご参照ください。

さて、名前に「脂肪」とついているだけあってダイエッターの目の敵にされているであろうこの体脂肪率ですが、実はその数値が高ければ悪、低ければ正義という単純なものではないとのことです。

2種類の体脂肪。無駄なだけじゃなく大事な役割がある

体脂肪率が単純に高ければ悪、低ければ正義と割り切れない理由としては、体脂肪にもちゃんと重要な役割がある、ということが関係しています。

体脂肪には2種類あり、それぞれ「皮下脂肪」と「内臓脂肪」と分けられています。この2つはそれぞれ役割も特徴も違うものです。

皮下脂肪

皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪で、直接つまんだりできる箇所に溜まっていくものです。見た目ですぐわかるので憎たらしさも倍増な皮下脂肪は、男性につきやすいそう。そんな皮下脂肪にもちゃんと大事な役割があります。

皮下脂肪の特徴は以下のとおり。

【皮下脂肪の特徴】
メリット:外部からの衝撃の緩和、体温の調節、ホルモン分泌。
※脂肪がつきにくいが、減りにくい。

内臓脂肪

内臓脂肪は内臓の周りにつく脂肪のことで、直接目に見えないのでわかりづらいものです。活動に必要なエネルギーを蓄えていたり、胃腸など内臓の位置を固定してくれています。こちらは女性がつきやすい脂肪だそうです。

内臓脂肪の特徴は以下のとおり。

【内臓脂肪の特徴】
メリット:エネルギーの貯蔵、臓器を支える。
※脂肪がつきやすいが、減りやすい。

このように、体脂肪にも様々な役割があり、安直に削ってしまえば良いというわけではないのです。

体脂肪は少なすぎても多すぎてもダメ。ちょうどいい値を目指そう

さまざまな役割を持つ体脂肪。無理なダイエットで体脂肪率を極端に落としても、それはそれで体に負担がかかって良くないということになります。

大事なのはやはり体の調子がいいと思える値を目指すこと。

体脂肪が少なすぎれば体温調節が効かなくて冷え性になる、内臓を支えられず胃下垂になる、生理不順を引き起こすといったデメリットも多いです。

体に負荷がかからない値を見つけて、理想のダイエット結果と相談しつつ適正な値を目指していきましょう!

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BMIとは?体脂肪率とは異なるもう1つの体の指標

「BMI」とは肥満度を表す指標です。身長と体重の値で算出するだけあって、見た目の体型を表す値ともいえます。

【計算式】
BMI=体重kg÷(身長m×身長m)

体脂肪率と違って明確にどのくらい太ってるか、体格がいいかを表すもので、基準値が決まっており、また男女でその値が同じなので覚えやすくなっています。

BMIは先程の計算式の結果次第で以下のように分かれます。

【BMIの計算結果】
18.5未満:痩せ型
18.5〜24.9:普通体重
25.0以上:肥満

実はBMIも体脂肪率も、それ単体で見てもあまり意味はないようです。
極端な話、小柄だけどがっしりした体型で筋肉がある人は、体脂肪率は低くなりますがBMIでは肥満に近い数値が出ることもあります。

なかなか普通にダイエットしていてこのような齟齬が起こることはないかもしれませんが、ここから分かることはどちらか片方ではなく「BMIと体脂肪率の両方」を気にしておくことが何より重要であるということです。

【体脂肪率(高め)/ BMI(標準)の人】
体型は標準的だが、外見では分からない部分に多く脂肪がついてしまっている状態。
【体脂肪率(低め)/ BMI(肥満)の人】
体型はがっちりした大きだが、脂肪ではなく筋肉で体重が増えている状態。

上記のように、体脂肪率とBMI、どちらか片方の結果だけが良くても総合的にみると体は良くない状態だということもあり得ます。
2つの指標を組み合わせて自分の体を把握することで、より良いダイエットにつなげていきましょう!

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脂肪なのか筋肉なのか?2つの指標で判断する

今回はダイエットの大事な指標である体脂肪率とBMIの2つについてまとめました。

大切なのは体脂肪率とBMIの両方を把握し、これらを組み合わせて自分の状態を把握すること。
組み合わせた結果を気にしておくことで、体重が落ちた時に筋肉が落ちてしまったのか体脂肪を落とすことができたのか、自分のダイエットの傾向を知ることができます。

最近体重が落ちてBMIはいい数値でてるけど、なんだか体脂肪率は思うように減っていかないなという方は、もしかしたら減っているのは体脂肪ではなく筋肉かも。
それが分かれば、食事制限は程々に筋トレや有酸素運動を増やしたダイエットにシフトしようかなという目標も立てやすくなります。

2つの指標をしっかり把握して、筋肉が落ちていく不健康な痩せ方ではなく、きちんと体脂肪を落とす健康的な痩せ方ができるように自分の体を把握してコントロールしていきましょう!

それでは今回はここまでです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

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