コーヒー豆の美味しさを保つためには、以下の4つを意識しましょう。
・密閉できる容器に入れる
・光に当てないようにする
・すぐ飲めない時は冷凍で
コーヒー豆はできるだけ密閉容器に入れて高温多湿と光を避けられる冷暗所で保存することが長持ちのコツです。
コーヒーを美味しく楽しむには、できるだけ早く飲み切れる量を買うのが一番大切ですが、すぐに飲みきれない場合は上記のような点を意識して保存してみてください!
ここからは、それぞれの項目についておすすめの方法をご紹介していきます。
湿気の少ない場所に置く
コーヒー豆を湿気の多い場所に置いておくと豆が湿ってしまい、豆がカビたりコーヒーを淹れた時に雑味が出てしまう恐れがあります。
そのため、開封したコーヒー豆は必ず乾燥した袋や容器に入れ、できるだけ風通しの良い場所にしまいましょう!
ちなみに「風通しが良い」とは、直射日光が当たらず温度変化や湿気が少ない場所のことを指すので、実際に風が直に当たるような状態を作らなければならないわけではありません。
湿気は低い位置に溜まりやすいので、高い場所の棚にしまうのが良いでしょう。
よくイメージされる保管場所としてシンクの下がありますが、ここは湿気がこもりやすいため「風通しが良い」には当たりません。
保存場所が思いつかない時は、家の中で直射日光が当たらない場所を探してから、その場所の湿度を測って保存に適した場所かチェックしてみましょう。
もちろん食品ですので、保存場所が清潔であることも確認してくださいね!
密閉できる容器に入れる
コーヒー豆は空気に触れると酸化が進み、その結果雑味が出てきてどんどん味が劣化してしまいます。
「キャニスター」という保存容器なら蓋がついていて密閉することができるので、コーヒー豆との相性は抜群♪
100円均一でコスパを重視して購入することも、雑貨屋でインテリアとして使えるおしゃれなものを探して選ぶこともできるので、自分の目的に合わせて購入できるバリエーションの豊富さも嬉しいポイント。
お気に入りのキャニスターを並べていろんなコーヒー豆を入れておけば、それだけでお部屋がおしゃれに見えてくるかも!
ただし、より長い期間保存しておきたいという場合は少しでも外気に晒さないように、購入した際の袋ごとキャニスターに入れるようにしましょう。
光に当てないようにする
コーヒー豆は光を浴びるとより劣化が進んでしまう特徴があります。
そのため直射日光はもちろん、蛍光灯の光にも当てないように保存することが大切。
光を遮ってくれる保存容器「キャニスター」に入れることで美味しい味わいを長持ちさせることができます。
キャニスターの材質は金属製や陶器のものを選ぶとより遮光性が高いためおすすめ。
デザイン的にどうしてもガラス製の可愛いものを使いたい!という場合は、遮光性の低い材質なため直接光が当たらないように工夫するとより鮮度を長持ちさせることにつながります。
とはいえせっかくインテリアとしてガラス製のキャニスターを選んだのに表に出して置けないのでは意味がない、という思いもあるでしょうから、その場合は10日程で飲み切れる量だけ取り出して保存し、残りは別途冷凍しておくなどして対応しましょう。
劣化が進みすぎる前に飲みきれば、インテリアとしての可愛さを活かしつつ美味しいコーヒーを楽しむことができますよ!
すぐ飲めない時は冷凍で
もしコーヒー豆を買いすぎて、すぐに飲みきれない!という場合には冷凍庫で保存するという方法も。
冷凍する際は、匂い移りを防止するためにもジッパーがついたしっかり密封できるフリーザーバッグに入れるようにしましょう。
また、冷凍したコーヒー豆を何度も出し入れするとその度に温度変化で劣化が進んでしまうため、できるだけ小分けにして保存するのがおすすめ。
使う時はしっかり常温に戻してから淹れることで美味しくコーヒーを楽しむことができますので、冷たいまま淹れないように前もって解凍しておきましょう。
解凍する際も一度冷蔵庫を経由してから常温、というようにゆっくりと自然解凍させることで急激な温度変化を防ぐことができ、おいしさにつながります。
セール中で一度にたくさん買った時など、すぐに飲みきれない量のコーヒー豆を美味しく楽しみたい時は、ぜひ冷凍保存も試してみてくださいね!
コーヒー豆はできるだけ2週間ほどで飲みきろう!
ここまでコーヒー豆を美味しく保存する方法をご紹介してきましたが、やはり一番大切なのは購入したら早く飲み切ること。
一度に沢山購入せず、できるだけ早く消費できる量を買うようにしましょう。
とはいえ、何度も買いに行くのが面倒だったり、通販で送料が気になるからまとめて購入したかったりと大量のコーヒー豆を購入する機会は多いと思います。
そんな時は、ぜひご紹介した保存の際に意識したい点を思い出して、豆の良い鮮度を保ってあげてくださいね。
今回の記事が、美味しくコーヒーを楽しむための助けになれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!